バードウォッチングは野鳥を観察する趣味です。古くからある趣味なこともあって趣味人口も実はかなり多いです。活動の内容も様々なものがあり地域によって見ることができる鳥が異なるので、幅広さと奥行きを備えた趣味ではないかと思います。
今回は、バードウォッチングを紹介します。
バードウォッチングとは
バードウォッチングは屋外にいる野鳥を観察するだけです。野鳥に影響を与えるような動作はせずに、基本的に遠くから見るだけであることが重要だとされています。フィールドに出かけて、鳴き声などから野鳥を探し観察したり記録したりする探鳥が基本的な活動内容になります。
場所や季節などで観察できる鳥の種類が異なるので、どこにいても自分の好きな時にいつでも楽しむことができます。また自然の環境の中に出向いてゆくためトレッキングのような活動としても活用できるでしょう。
趣味としてのバードウォッチング
初心者はまず身近な野鳥の20種類ほどがすぐに見分けられるところをめざしましょう。国内で見ることができる野鳥は600種を越えますが、観察した種をだんだんと増やしてゆくことが次の目標となるでしょう。
その後は野鳥の行動や鳴き声などに着目して、野鳥の生態を理解し調査する方向に変えてゆくのも方法の一つだと思います。野鳥の写真を撮るために大掛かりな機材を揃えたりするのはダウンシフターの趣味としては推奨しません。
バードウォッチングの楽しみ方
野鳥を通して自然と親しめることがバードウォッチングの一番の趣味としての利点なのではないかと思います。鳥を起点にして自然環境に身を置きながら生命の営みと自分という結末に行ければ素敵なことでしょう。
基本的には鳥を見るだけの派手なところは何もない趣味なので自然への意識を強くもっていないと続かないのではないかと思います。何より鳥を好きでいないと続かないので、初心者を脱する頃までには鳥を好きになれるかを自問してみるほうが良いでしょう。レアな鳥を探すだけの趣味にはしないようにしたいものです。
バードウォッチングの注意点
バードウォッチングは自然環境に踏み入れてゆくことになりますので、野鳥の生態に影響を与えるような行動はしないように意識しましょう。またアウトドアでの活動になりますので地形や気候による危険などに遭遇しやすくなります。十分に準備を整えて無理をしないようにしましょう。
双眼鏡を使う場合は足元に注意して、覗いたまま移動することはやめましょう。また住宅街や都市部での双眼鏡の使用は誤解を受ける可能性がありますのでなるべく控えたほうが良いかもしれません。
また記録を残すために写真を撮ることもあるでしょうが、写真は機材などにこだわり始めるとかなりお金のかかる趣味になってしまいますし、バードウォッチングとは別の趣味になってしまいがちです。記録は簡単な写真に留めるか、文章やスケッチなどにしておきましょう。
まとめ
バードウォッチングは地味な趣味であるのですが、他者と関わる場面も多く周囲から必ずしも理解を得られている趣味とはなっていない面がありますので、そのあたりは意識して活動しましょう。
スポーツ以外で自然と親しめる趣味の中では最も現実味のあるのがバードウォッチングなのではないかと思います。鳥の分布状況や生態については既に知られていることも多いのですが、まだ不明なものもあります。そうしたことを少しづつ解き明かしてゆくのも趣味としての深みがあると思います。
ダウンシフターの観点では
ダウンシフターの趣味として運動以外の目的で屋外での活動になるものは基本的にはあまりおすすめできません。ダウンシフターは趣味のための時間はあるのですが、近隣へ出かけなくてはならないことには少し難点があります。移動手段やコストの問題がありますし、山林や河川などへの散策を単独で行うのはリスクもあるからです。
とは言え自然と親しむことも必要だと思いますので、バードウォッチングは自然環境と境界間際で触れ合えるという意味で優れた趣味になると思います。
成長実感度 | 知的探求度 | 自己表現度 | 健康増進度 |
6 | 6 | ー | 5 |
お金がかからない | 一人でできる | 時間を選ばない | 場所を選ばない |
○ | ○ | ○ | ー |
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