今年の紅白歌合戦の紅組の出場アーティストを予想してみたいと思います。個人的に紅白は20年近く見ていないので、実際予想をするような知識も資格もないのですが、そういう立場から見た予想ということでよろしくおねがいします。
NHK紅白歌合戦 紅組 出場者
今年は半年ほど音楽ストリーミングサービスであるYouTubeMusicの週間ランキングの速報を続けてきましたので、ある程度アーティストに関する知識も得られたと思っています。
とは言え、白組である男性アーティストの予想を立てられる気がしないので今回は紅組だけの予想としたいと思います。
出場者の枠ありきで考える
紅白の出場者はアンケートや売上げランキングなどから出すとも言われていますが、実際には出場者枠があるという説がよく言われていたような気がします。最近ではアーティスト側のスケジュールや意向の影響のほうが大きいのでしょうし、現実問題として予想をぴったり当てることは事情通でもほぼ不可能なのではないかと思います。
ですから、いっそ出場者枠が存在するとしてその枠に当てはめる形で出場者予想を立てることにします。
出場組数は昨年と同じであれば22組、それを概ねありそうな枠に分けると以下のようになります。
- 演歌歌手枠 (4組)
- ベテランポップ枠 (2組)
- J-POP実績枠 (4組)
- クリエイター枠 (3組)
- アイドル枠 (3組)
- K-POP、特別枠 (3組)
- 初出場枠 (3組)
アーティストを厳密に枠に分けることも難しいと思われるので、これは参考程度の数字です。サプライズ出演などもあるのかもしれませんが、この予想では想定しません。
演歌歌手枠 (4組)
この枠は例年ほぼ固まっていて、入れ替えがたまに発生するぐらいなのでしょう。
石川さゆり、坂本冬美、天童よしみの3人と水森かおりでほぼ決まりなのではないかと考えます。
ベテランポップ枠 (2組)
演歌世代より下の高齢視聴者向けの枠があるのではないかと予想のもと2組ぐらい、少し懐かしめのJ-POP歌手が入ると想定しています。
宇多田ヒカルと竹内まりやを予想します。
J-POP実績枠 (4組)
この枠はその他的な扱いで難しいのですが、既にある程度の実績を残したアーティストが入るための枠とします。
YOASOBI、ヨルシカ、MISIA、新しい学校のリーダーズの4組を予想します。
クリエイター枠 (3組)
この枠はシンガーソングライターを中心に想定していましたが、今年は個人クリエイターの活躍が目覚ましかったので、この枠に含まれるとします。
ただこの枠に入りそうなアーティストの数は多数に及ぶので、かなり予想が難しいのですが、ありそうなところで西野カナ、Superfly、緑黄色社会と予想したいと思います。Adoは辞退するような気がします。
アイドル枠 (3組)
男性アイドルグループはかなり混沌としているのですが、女性アイドルグループは国内の紅白出場クラスではかなり淘汰されてしまった印象があります。FRUITS ZIPPERは確定だと思っていますが、乃木坂46、Perfumeぐらいになりますかねえ。
K-POP、特別枠 (3組)
この枠は特別枠としてその年の話題になった人や流行に対応した楽曲を歌う人を取り入れるための枠として想定していますが、昨年はここをK-POPアーティストに占められたという事情があり、今年もその流れを引き継いで、実質的なK-POP枠として残ると予想します。
NHK的な趣味で言えばNewJeansを入れたいだろうなと思われるのですが、そこは結局ILLITが取ってしまいそうな予感がします。裁判などの結果次第では逆になるのかもしれませんが、もう時間がないですかね。もう一つはLE SSERAFIMになるでしょうね。aespaやBABYMONSTERも期待したいのですが厳しそう。 消去法的にMISAMOになると予想。NiziUは残念ながら難しそう。
初出場枠 (3組)
紅白は上記の枠とは別に初出場となるアーティスト用の枠を作っている節があり、初出場に特別な意味をもたせています。ここで好評を得ることができれば翌年以降は上記の枠での競争になると想定します。
今年は日本人ガールズグループとしてグローバルな活躍をしたことを評価してこの枠にXGを入れてくると予想します。また個人のバイラル音楽クリエイターとしてtuki.を、Vtuberとして星街すいせいを予想。
まとめ
おそらく紅白歌合戦を視聴することはないので、誰が出ようが関係ないのですが予想する分には楽しいですね。
音楽コンテンツ産業もかなり変わりつつあり、それに伴って音楽番組も変わってゆくべきなのですが、紅白歌合戦に限っては時代錯誤的なお祭り騒ぎはもう何年かは続きそうに見えます。
また音楽消費が個人化してアーティストやクリエイターも多彩になってきています。かつて出場者の大半を占めていたいわゆる芸能人というような人はこうしてみると実際には絶滅しつつあることも確かではあるようにも感じますね。
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