原付免許試験は30分で文章問題46問、危険予測問題2問(1問2点)のあわせて45点以上で合格となります。
危険予測問題は1問中に問が3つ(正誤判定)あり、すべて正解で2点となります。2問あるので計4点です。
間違いやすいポイントの解説
上り坂の頂上付近と下り坂の徐行
徐行しなければならない場所は必ず覚えておくこと。その中で坂の徐行場所はひっかけ問題が多いので注意。
徐行しなければならない場所
- 徐行の標識のある場所
- 見通しの悪い交差点 (信号機がある場合、優先道路を通行している場合は除く)
- 道路の曲がり角付近
- 坂の頂上付近
- 勾配の急な下り坂
歩道を横切るときの一時停止
一時停止の場所は必ず覚えておくこと。下の場合以外にも危険を回避するためであれば一時停止になることは多いので注意。
一時停止しなければならない場所
- 赤信号点滅、と一時停止の道路標識のある場所
- 道路外から歩道と路側帯を横切る場合
- 横断歩道を横断する人がいるとき
- 横断歩道、自転車横断帯の直前で駐停車している車両を通過するとき
- 路面電車の乗降中(安全帯がある場合は徐行で可)
- バスがウインカーを出して発車しようとしているとき
交通整理中の警察官の合図
警察官の身体の向きによって変わる。
- 身体の向きが平行(警察官の側方を見るとき)で腕を水平にあげている場合は進行可(青信号)
- 身体の向きが平行(警察官の側方を見るとき)で腕を垂直にあげている場合は注意(黄信号)
- 身体の向きが対面(正面と背面)している場合は停止
駐停車禁止の場所
- 駐停車禁止の標識や表示のある場所
- 軌道敷内
- 坂道 (頂上付近、急な上りと下り)
- トンネル内
- 交差点の5m以内
- 曲がり角の5m以内
- 横断歩道の5m以内
- 踏切の10m以内
- 安全地帯の左側とその前後10m以内
- バス、路面電車の停留所10m以内
追い越し禁止の場所
追い越しと追い抜きの違いもあわせて覚えておきましょう。
- 追い越し:車線を変えて前の車両を抜くこと
- 追い抜き:車線を変えないで前の車両を抜くこと
追い越し禁止場所
- 標識で禁止されている場所
- 道路の曲がり角付近
- 坂道の頂上付近と急な下り坂
- 通行帯のないトンネル
- 交差点とその手前30m以内(優先道路通行中は除く)
- 踏切とその手前30m以内
- 横断歩道や自転車横断帯、その手前30m以内
追い抜き禁止場所
- 横断歩道や自転車横断帯、その手前30m以内
その他
- 信号機の黄色の矢印は路面電車専用
- 黄信号は「注意」、徐行などではない
- 交差点では警察官の交通整理が優先、踏切は信号機が優先
- 合図を出すタイミングは右左折は30m手前
- 一方通行の道では右側を通行できるが、右端に駐停車はできない
- 幼児、車椅子、盲導犬、杖を持った人のそばは一時停止または徐行
- 踏切内では左に寄りすぎない
緊急自動車が接近した場合
- 交差点付近では、交差点を避けて左側に寄って一時停止
- 交差点以外では、左に寄って道をゆずる (一方通行の道では右側でも可)
標識の種類
標識は最低限以下のものは覚えておきましょう。
- 通行止め、車両通行止め
- 車両進入禁止
- 指定方向外進行禁止−F
- 車両横断禁止、転回禁止
- 追い越しのための右側部分はみだし禁止
- 原動機付自転車 車の右折方法
- 歩行者専用道路
- 優先道路
- 補助標識 始まり A、B 終わり A、B、C
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