原付バイクは経済的で最強の移動手段です。日常生活の行動範囲を移動するための性能は十分にあります。しかも原付バイクに乗るために必要となる原付免許(原動機付自転車免許)は、16歳以上ならほぼ誰でも低価格で、かつ即日取得できるのです。ここではお手軽な原付免許取得の方法を解説します。
原付免許のとりかた
受験資格
受験資格は基本的に試験当日に16歳以上であれば誰でも受験可能です。視力が1.5以上ない人は視力矯正用のメガネかコンタクトレンズを準備の上、受験する必要があります。
用意するもの
試験に必要となるものはまず本人確認書類です。自動車などの運転免許証か、本籍記載の住民票の写し(六ヶ月以内に発行されたもの、コピーは不可)、他には健康保険証、パスポート、住民基本台帳カードなどで公共機関で発行された本人であることが確認できる証明書
顔写真はあらかじめ用意する必要があります。試験場にも撮影機器が置いてあります。運転免許申請書と受験票は試験場に置いてありますので記入して提出してください。
受験費用
基本的に全国で同じだと思いますが、都道府県により異なる場合もあるようです、詳しくは運転免許センターに確認してください。
試験場での流れ
- 受験申請受付時間 平日 8:30〜9:00 (試験場により異なります)
申請書と受験票などの申し込み書類の提出と受験料を納付します
- 適性試験運転能力確認のための身体検査
視力検査、色識別検査、聴力検査など
- 学科試験交通ルールなどの筆記試験
試験時間30分
文章問題46問 (◯❌式) イラスト問題2問 (危険予知問題)
文章問題は1問1点、イラスト問題は1問2点 50点満点で45点以上で合格 - 原付講習技能講習 「基本操作」「基本走行」「安全運転の知識」(3限)
適性、学科試験の合格者は技能講習があります。免許取得には講習料を納付の上、受講する必要があります。あらかじめ屋外で運転しやすい服装(長袖、長ズボン、運動靴など)を準備しておきましょう。ヘルメットは無料貸出があります。(持参も可)
- 免許証交付原付免許取得!
講習を受けた後に、免許交付手数料を納付すると晴れて原付免許が交付されます。おめでとうございます。
試験場での流れは以上のようになります。試験場ではそのつど案内してもらえるので、迷うことはあまりないでしょう。
免許取得の難易度
このフローの中でいちばん難しいのは学科試験です。正誤の選択式で易しい問題もありますので、まったく勉強しなくても50点満点中30点は確実に正解できるわけですが、合格点に達することはまずないでしょう。自動車の運転免許の取得者などで、ある程度知識のある人でも、事前の勉強なしでは40点前後になることが多く、やっぱり合格は難しいです。
問題自体はそれほどバリエーションもなく難問もありません。市販の問題集などを一通りやっておけば十分なぐらいの難易度ではないかなと思います。
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