YTM週間Ranking 10/18〜10/24 ようやく秋

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YouTubeMusic JAPAN Weeklyランキング 2024年10月18日〜10月24日を見ていきます。

Top100の概要 夏曲消える

今週の入れ替わり曲は17曲、新ランクイン曲は14曲、リエントリー3曲でした。

今週の1位は「オトノケ (Creepy Nuts)」が獲得しました。Creepy Nuts人気は継続中のようで再生回数でも独走中、グローバルチャートでも34位につけています。MVが付いた効果がどの程度影響しているのかは不明です。

Top10では今週6位に「APT. (ロゼ & ブルーノ・マーズ)」が入った以外はほぼ定常のままです。

Top100では今週も新ランクインが14曲と多くなっています。それもいきなり上位に入るパターンが増えてきており、入れ替わりが続いている傾向が継続中です。

もしかしたら先週からかもしれませんが、今点検したら夏曲がランキングから完全に消えましたね。秋曲はあまり聞かないので、来月あたりはクリスマスソングが来るんでしょうねえ。

今週のTop100総再生数は1億1991万回、1位576万回、100位は43万回でした。

ポイント考察:ボーイズグループはどうなるのか

今週のランキングのなかで男性ボーカルグループはNEWS、Number_i、SEVENTEEN、Snow Man、BE:FIRST、JO1、IMP.、INI、Travis Japan、Stray Kids、嵐ぐらいでしょうか。今週は比較的多い週で新曲が重なっているので賑わっている面もあると思われます。

ただ男性ボーカルグループは母数となる数が多いのもたしかで、K-POPグループも含めると主要な女性アイドルグループの数は軽く凌ぐでしょう。もちろん一口にボーイズグループと言っても様々なタイプはありますが、いずれにせよすべてのグループの把握はできないでしょう。

ボーイズグループは基本的にメンバーの入れ替えはないことが多いのですが、ガールズグループよりは活動期間が長くなります。ただしそれでも平均で10年は越えることはないでしょう。もちろん売れている主要なボーイズグループの活動期間は長いです。

この数が多いということと活動期間が限られているという事実からすると、本来であればもっと入れ替わりがあっても良いはずなのですが、やはり人気による格差の影響が強く、人気を得たグループの活動が長くなる一方で、泣かず飛ばずのうちに人知れず消えてゆくグループが多数あるという状況が生まれます。

基本的にボーイズグループは女性ファンによって支えられていると考えてよいでしょうから、ボーイズグループ特有の現象は多数派の女性ファンが生んでいるとも言え、熱心で盲目的なファンがそれぞれのボーイズグループに付いています。

偏見でもあるかもしれませんが女性ファンは一度ファンになれば他のグループに目移りすることが少ないのではないでしょうか。もちろんそれ自体は全く問題はないのですが、これによってグループの世代交代が行われにくい状況が生まれているのだと思います。

現在は主要なグループそれぞれに固定的なファンが付いていて、新しいグループが参入しにくい状況が生まれ、それがそろそろ行き詰まりを迎えつつあり限界に近づいているのではないかと思われます。

音楽のトレンドがビジュアルよりも楽曲の質や実力主義に変わりつつあり、グループアーティストという活動形態自体もそろそろ潮目を迎えつつあるとも言え、おそらくボーイズグループ全体が近く大きな変動期間を迎えそうな予感がしています。

ランキングをウォッチしている身としては想像もしなかったような様々な音楽に出会えることは楽しいのですが、やはりボーイズグループの楽曲は盲目的なファンに支えられている分、楽曲の品質としては一般的な楽曲に比べて見劣りをする印象を持ってしまわざるを得ないことが増えています。

もちろん楽曲の品質勝負だけがエンタメではないことはわかるのですが、ボーイズグループのファンの方々にはもう少し楽曲に対して厳しい目を持って欲しいなとも思ってしまうのですよね。

今週の新ランクイン曲

今週の新ランクイン曲は14曲と先週に引き続き多くなっています。アンサム化予想曲は今週12位「Whiplash (aespa)」今週30位「Cherish (My Love) (ILLIT)」ぐらいですかねえ。なかなか新しい楽曲には厳しい状況が続いていますね。

また今週のリエントリー曲は3曲でした。

6位 APT. (ロゼ & ブルーノ・マーズ)

ロゼはBLACKPINKのメインボーカル。ブルーノ・マーズはアメリカのシンガー・ソングライターで二人共が世界的にメジャーなシンガーと言えますね。

サビのパートは少し懐かしい感じでコラボも目新しいです。「アパトゥ」は韓国の飲酒ゲームの掛け声だそうで楽しい感覚があるのでしょう。このあたりは疎外感を感じるところもあって話題になっている理由も正直よくわからないのが残念。

12位 Whiplash (aespa)

aespaは昨年来団子レースになっていたK-POPガールズグループ集団から一歩抜け出した感じがしますね。これほどスタイリッシュなイメージを出せるグループは当面出てこないのではないかと思います。

aespaの曲はEDMでほとんどメロディ感がないのでライブなどで実際に歌っている姿を見ると不思議な感覚になります。

20位 歯ラ歯ラ (しなこ)

新しい曲はなるべくフラットに先入観なく聴きたいと思っているのだけど、しなこはどうしても拒絶反応を感じてしまうのは自分がオヤジだからということで許してもらいたい。

なんとか全部聴きましたが、パラパラをもじっていることはわかりました。

28位 オッドストーリー (キヨ)

そういえば東京ドームで公演するのでしたか。ゲーム実況者のライブって何をやるのか単純に気になりますね。声が独特で高音と低音が同時に鳴っていて声音がそれぞれ違う感じがありますね。

しかしYouTuberがおそらく片手間に出す楽曲がここに来るのは強すぎますね。やはり音楽アーティストも早くYouTubeで何か活動を始めるべきなんですよね。

30位 Cherish (My Love) (ILLIT)

いまさら指摘するのもヤボな話なのでしょうが、イージー系な曲調と少女的なイメージがNewJeansとかぶっているのだなと思いますね。特にこの楽曲ではそこを感じるので、おそらくあえて狙っている面もあるのでしょう。

調べてないのでわからないのですが、おそらく韓国に親知らずになにか象徴的な意味があるのでしょうね。まあウォンヒが可愛ければなんでもいいですか。

39位 W●RK (星街すいせい & 葛葉)

「W●RK」は椎名林檎オリジナルでアニメ「地獄楽」OP、すいちゃんがコラボすることになった経緯を雑談配信で話していました。楽曲に合った良い組み合わせになっていると思いますね。

星街すいせいは歌い手Vtuber代表のような立場になっていると思いますので、このままVtuber界の音楽活動を刺激していって欲しいところです。

53位 Home (清水 翔太)

これは12年前の曲なので、今週新ランクインに上がったのはおそらくTHE FIRST TAKEの影響なのだと思います。清水翔太は独自の世界を持つシンガーソングライターで基本的にR&Bを歌っているようです。「HOME」はデビュー曲。

62位 BAM-BOO (IMP.)

IMP.はTOBEのImpactorsから改名した男性グループで昨年のデビューとなっています。MVを見ただけですがダンスは上手いように見えますね。

66位 Crazy Crazy (Travis Japan)

トラビス・ジャパンは日本の7人組アイドルグループ。来歴から見ると元Jr.を中心に派生したみたいですね。全員アラサーだけど頑張ってる感じなのでしょう。歌は上手いと思うけどMVのノリが数十年前の学園ドラマ風で素直に付いて行きにくい。

77位 Eyes on you (SEVENTEEN)

いつものSEVENTEENな感じのK-POP楽曲。この路線は安定していますね。あと男所帯だからしかたないのかもしれないけどMVのメンバーなかよし演出は微妙な感じがするけどねえ。

84位 本質的なこと (櫻坂46)

この曲はユニゾンが減っているし、ユニゾン部も揃っているので櫻坂46の楽曲の中では聴きやすいと思いました。

本質的な優しさから言うのですが、歌詞がどうにもならないのでそろそろ作詞家を変えたほうが良いのではないでしょうか。

87位 ネバーランド (feat. 初音ミク) (DECO*27)

たしかに初音ミクはメンヘラ女が似合うけれど、そろそろかわいそうにもなってきた。

90位 I just wanna be myself (BE:FIRST)

BE:FIRSTは今週は3曲ランクインかと思ったらこの曲はLEOのソロ楽曲のようです。声質が良いのと音域が広いのでとても聴きやすい。

ただこれでBE:FIRSTはどこに行きたいのかよくわからない印象にもなりましたね。バラ売りにしてゆくのかな。

98位 Feel Gold (feat. 山下 智久) (ØMI)

ØMIは三代目J SOUL BROTHERSのメンバーです。山下智久は今は俳優じゃなかったのかな。やたらセクシーな感じになっているのがいやらしすぎる。誰向けなんでしょうか。

狩生

  ■ セミリタイヤブロガー ■
  ■ 減速ライフを実践中! ■
  ■ のんびり生きましょう ■

読書 / 古代史研究 / ウォーキング / ダウンシフター / ドロー系絵描き / AppSheet / 脱消費主義 / 英文小説

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